■着物の準備は早めを心がけましょう
着物を着用する日が決まったら、準備は早めにすることをお奨めします。
少なくとも前日には、一式をまとめて点検を行うようにしましょう。
まずは着物と帯を広げてみて、汚れ・染みなどのダメージがないかをチェックします。
皺になっていないかどうか、なっているならばアイロン掛けも必要です。
帯は前帯とお太鼓の部分に皺がないかどうかもしっかり確認しましょう。
長橋絆の半襟も既に付いている場合は汚れがないかどうかの確認を付いていないときは、付けておきましょう。
長袴絆の着物の寸法が合うかどうかの確認も大切です。
しばらく着物を着てない場合などは、特に注意して入念な準備をしましょう。
これらのチェックが終了したら、皺にならないようにハンガーにかけます。
和装小物店やデパートの呉服売場などで売られている、折り畳みの着物用ハンガーがお奨めですけど、普通の洋服用のハンガーでもかまいません。
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